domingo, 16 de marzo de 2008

ABCDEFG...

温は、前から、なんか文字とか数字とか好きだよなーと思っていたのですが、ほんとみたいです。
アルファベットとか、体系的に順番に教えたりすることはまだ私たちもしていないのですが、「Dはダビッドのディー」とか「P(町中で良く見かけますね)はピタゴラのピー」とか、まるで「ドレミのうた(ドはドーナツのド、とか)」みたいに私もダビも適当に教えていたら、いつの間にかほとんどのアルファベットを読めるようになっていました。ただ一つだけ問題なのは、日本語とカタルーニャ語だと微妙に言い方が違うので(Dは日本語ではディーだけど、カタルーニャ語ではデ、とか)今は混ぜこぜですがそのうち混乱するような予感。おまけにDの場合は、回転させて、「てんとうむし」とか「すいか」とか言ったりします。
一方ひらがなも、アルファベットよりはずっと少ないのですが(街で見ないからな)絵本効果でかなり覚えて来ました。「ラチとらいおん」というタイトルを見て、「おん」と指摘したり、「ろ」が「る」に似てること、Lをナナメにすると「く」になることなどを発見しました。面白いです。ほんと。
あと、これは平瀬夫妻が来た頃からですが、丸いものと丸いもの(お皿同士とか)をくっつけて、「はち(8)」っていう遊びがかなり好きです。こういうちょっと抽象的な遊びも好きなので、レゴとかあらためてハマりまくりです。私たちも私たちで、一生懸命「立てる数字」とかをつくったりしようとしています。「4」とか、実はすごい難しいのです。レゴを持っている人はやってみてくださいな。

viernes, 7 de marzo de 2008

Zoo again




フランスのトゥールーズに住む友達のアニヤとパトリスが、2人のコドモ、マハンとレオを連れてバルセロナに遊びに来てくれました。ので久しぶりに会うロサと一緒に再び動物園に。数年前、この動物園ではコピート・デ・ニエベ(雪のひとひら)という素敵な名前の白いアルビノのゴリラが死んで、それがとっても名物だったのでテレビで追悼特集番組が組まれたり、グッズがいっぱい売られたりしていたのですが、良く見ると、アルビノの動物ってけっこういるのですね。これとか、白い鳥だーと思ったら、アルビノの孔雀です。写真は撮れなかったのですが、カンガルーや小さなサルのアルビノも見ました。
そのあと、海まで散歩したらいきなりこんなすごい霧。それまで温かかったのでジャケットも持たずに出かけたのですが、暑がりの温までびっくりして「さむーい!」と言って首の後ろにあるはずのフードを探し始めたのです。普段はあんなにいやがるくせに。今日は持って来てねーよ。というわけであわててカフェに入ってみんなでチョコレートを飲みましたとさ。

余談。シャイな温は、彼らに会って、いきなり日本語で話し始めたのにはびっくり。うーむ。

School

こちらでは、温が通う保育園が7月で終わって、9月からもうなんと学校がはじまります。
学校といっても幼稚部と小学校がくっついたような感じで、最初の1年はお昼寝もあったりするくらいなのですが、学校は学校。ほとんどの学校がインファンティル(幼稚部)3年とプリマリア(小学校)6年がくっついた、つまり合計9年も通うことになる学校なこともあり、親もみな必死でいい学校を探しています。バルセロナの場合は住む場所から近い6つの学校の中から行きたい学校を希望順に選んで、希望者が多い学校は抽選、といううれしいシステムになっているのですが、これ、一見良く考えられているようで、不満も多いシステムだったりするのです。どの学校も新入生を25-45人くらいしかとれないので、ちょっと評判がいい学校だととても倍率が高くなってしまい、その第一希望に外れると、第二希望も、そこを第一希望にした人で既に埋まっていたりして、あっという間に第5希望くらいの学校に入るはめになってしまうのです。同じ公立の学校でもけっこう教育システムに違いがあったり、みんな校舎もきれいで設備も新しい、最近建ったような学校に入れさせたがったり、競争率との駆け引きでなるだけ確実に自分の好きな学校にいれさせたい親達は、それこそ血眼になるのです。で、うちの最もそばにある学校は、「生徒の90パーセントが移民の子供らしいわよ」とか言って、近所のおばちゃんたちにものすごく評判が悪い学校なのですが、見学会に行ってみたら、むしろめちゃくちゃ国際的で3-4カ国語しゃべれるようなあらゆる色の子供達が一緒に遊んでいて、とても面白そうでした。こんなに国際化が進んでいるバルセロナでも、ガイジンに対する偏見って強いんだなー。っていうか自分もガイジンだしな。ってあたらめて噂の裏に隠された事実にびっくりしたのでした。あと2つの学校の説明会に行ってそれからじっくり検討して決めたいと思いますが、これまで4つの学校を見たところ、「みんな違うけど、どの学校も素敵」と予想していたより落ち着いた気持ちになってます。なんか、問題なのは学校じゃなくて親の不信感の方かもしれません。

sábado, 1 de marzo de 2008

hirase-kun





スイスに現在住んでいて、もうすぐ日本に帰ってしまう建築家の平瀬夫妻がバルセロナに遊びに来てくれました。温の散歩につきあってもらったり、一緒に市場にいってご飯をつくって食べたりとか、楽しかったです。普段なかなか撮れない「家族三人の写真」とかを久しぶりに撮ってもらったりもして、ほんとにありがとうでした。平瀬夫妻の奥さんの方のまめちゃんが、シャイがちな温と一生懸命遊んでくれて、最後はほら、なんだかだっこされていやがりながらも「なんだよ、しょうがねえな。だっこされてやるよ」っていう顔になるまでになったりして(笑)。

picture book

絵本って、読んでいる間も楽しくていいのですが、読んでいないとき、実生活の中でふと思い出したりするときにすごい効果を発揮するなーと最近つくづく思います。2歳にはちょっと難しそうな感情とか人間関係とかでも、絵本に一回出てくると、読んでいてさっぱりわからなくても、そういうことが実際の生活の中で起こったときに、「あ、これがそうなんだ!」ってピンと来るみたいなのです。特に温も私も暗記するくらい繰り返して読んでいる本(いまのところまだ数冊とかですが)とかは、ほんとにすごいです。「あおくんときいろちゃん」効果ですべての緑色のものはうれしくてうれしくてしょうがないんだな、って思っているみたいだし、「くまのがっこう」効果でいたずらされると他の人は怒る、って分かったみたいだし、すごいのが、「よるくま」効果で、親が仕事をしているときは子供と一緒に居られない、ということをかなり理解した風なのです。私が保育園に温を迎えに行くと、「おとうさん、なに(やってるの)?」「お父さん、仕事なんだよ。ほら、よるくまのおかあさんみたいにさ。」「おとうさん、おしごと。うんうん。」っていうような会話が広がったりします。

mariona



温のクラスメートのマリオナのうちに遊びに行きました。マリオナの両親の親友とその彼で日本人のトオルさんも一緒です。温はマリオナとそれなりに仲良く遊んでいるのですが、親ほどは仲良くないらしく、「温は好きな子とかいるの?マリオナとか、かわいいじゃん?」ってそれとなく聞いてみたりすると、どうやら好きな子は他に居て(笑)ベルタっていう女の子らしいのです。ははは。

arnau+claudia+on



アルナウとクラウディアのベビーシッター(もうベビーじゃないけど)をうちですることになったので、ほとんどはじめてくらいに、アルナウとクラウディアが彼らの親なしでうちに遊び来ました。ビデオを見たり、ピタゴラ装置をつくったり、レゴやダンボールの家で遊んだり、たわいもないのですがやっと3人で遊べるようになった感じです。最後にアルナウが3人で遊んでいる絵を描いてくれたのがもう感動的でした。

diapers

オムツ・トレーニングは、忙しくてブログを更新する間もない間になんだかほぼ終了しました。だいたい2-3週間と行ったところでしょうか。渦中に居た時はあんなにナーバスだった家族も、今はすっかり落ち着いています。だって一時はトレーニングのストレスで、何もかもいや!(ま、そういう時期でもあるって言うけど)ってほんとに大変だったのです。着替えるのも保育園に行くのも保育園から帰るのも何もかもいや!ですよ。それが、今もたまーに失敗してズボンを濡らすのですが、なんていうか、「いいじゃん。ズボンがおしっこで濡れるくらいで、ちょっと気持ち悪いけど痛いわけでもないし、すぐ着替えればいいわけだし。」ってこっちの度胸が据わったとたんに上手にできるようになった気がします。とにかくホメてホメてホメまくったせいで、一時期やたらにおしっこをしたがって、10分置きくらいに「うんち!(というと親が焦るのも知っている。おしっこの時もうんち、と警告する。ま、逆よりいいとは思うけど)」と行ってズボンを下ろし、しかも下ろしたままでトイレまで小走りしてたったの10mlくらいのおしっこをされたときにはちょっと焦りましたが、それも最近はかなり減って来ました。外でするときは、外のトイレに入るのをなぜかすごく嫌がるのと、トイレを探す時間もないことが多いのでその辺の木をさがしてひっかけるのですが、「温のおしっこが肥料になって、この木がちょっと大っきくなるかもねー」とか言ったりすると、喜びます。実は「いわいさんちへようこそ!」みたいにごほうびシールをつくったりするのをちょっと楽しみにしていたのですが、なんかほんとにそんなヒマもないくらいあっという間でした。でも、かわりにトイレに座っている間に、例の「おふろで描けるクレヨン」を使ってあちこちに絵をかいたりとかはしましたよ。

peace!



最近写真を撮るときにピースするように教えているので、いつにも増して日本男児風な温。

ropeway



バルセロナの、海岸からモンジュイックの丘まで走っているロープウェイに乗りました。今回はさすがに温も楽しそう。その後ひなたぼっこしながらバーベキュー風のごはん、公園でのんびり遊んで帰宅。

short trip




去年の暮れ日本に行って以来、久しぶりの泊まりがけ旅行に行きました。ことしも暖冬で雪があまりないのですが、サムーイ感じをちゃんと冬のうちに味わっておこうと思って、車で北へ向かって3時間くらい。友達の家族が持っている別荘を借りて、フィゲラスに住んでいるダビの友達にも会ったりして。ほんと、朝とか鼻のあたまが冷たくなってて楽しかった。ヤギも見たし、海も空気もきれいだったし。でもその後やっぱりちょっとみんなで鼻風邪をひきました。

carnival 2008



今年のカーニバルの保育園での仮装は、パトゥフェット、という伝説の小人でした。カタルーニャに伝わる、ま、一寸法師みたいなものです。きっと。キャベツから生まれて、牛に食べられた後、おしりからまた出てくるとかいろいろ起こるんですが、去年の仮装と違うのは、このパトゥフェットのお話を何日も何日も前から説明して、その話にでてくる傘とか野菜とか牛のベルなんかの本物をあちこちに飾って気分を盛り上げてからの仮装だったので、かなりみんななりきってました。みんな重いキャベツを持って行進するんですが、なんせ一人一個と重いので、歩いているそばから子供がみんな他の大人にキャベツを押し付けているのが可笑しかった。そのキャベツはおみやげにもらって帰ってトリンチャットにして食べました。美味しかった。