viernes, 7 de marzo de 2008

School

こちらでは、温が通う保育園が7月で終わって、9月からもうなんと学校がはじまります。
学校といっても幼稚部と小学校がくっついたような感じで、最初の1年はお昼寝もあったりするくらいなのですが、学校は学校。ほとんどの学校がインファンティル(幼稚部)3年とプリマリア(小学校)6年がくっついた、つまり合計9年も通うことになる学校なこともあり、親もみな必死でいい学校を探しています。バルセロナの場合は住む場所から近い6つの学校の中から行きたい学校を希望順に選んで、希望者が多い学校は抽選、といううれしいシステムになっているのですが、これ、一見良く考えられているようで、不満も多いシステムだったりするのです。どの学校も新入生を25-45人くらいしかとれないので、ちょっと評判がいい学校だととても倍率が高くなってしまい、その第一希望に外れると、第二希望も、そこを第一希望にした人で既に埋まっていたりして、あっという間に第5希望くらいの学校に入るはめになってしまうのです。同じ公立の学校でもけっこう教育システムに違いがあったり、みんな校舎もきれいで設備も新しい、最近建ったような学校に入れさせたがったり、競争率との駆け引きでなるだけ確実に自分の好きな学校にいれさせたい親達は、それこそ血眼になるのです。で、うちの最もそばにある学校は、「生徒の90パーセントが移民の子供らしいわよ」とか言って、近所のおばちゃんたちにものすごく評判が悪い学校なのですが、見学会に行ってみたら、むしろめちゃくちゃ国際的で3-4カ国語しゃべれるようなあらゆる色の子供達が一緒に遊んでいて、とても面白そうでした。こんなに国際化が進んでいるバルセロナでも、ガイジンに対する偏見って強いんだなー。っていうか自分もガイジンだしな。ってあたらめて噂の裏に隠された事実にびっくりしたのでした。あと2つの学校の説明会に行ってそれからじっくり検討して決めたいと思いますが、これまで4つの学校を見たところ、「みんな違うけど、どの学校も素敵」と予想していたより落ち着いた気持ちになってます。なんか、問題なのは学校じゃなくて親の不信感の方かもしれません。

No hay comentarios: